日経ビジネスオンラインの連載第5回が掲載されました
日経ビジネスオンラインの連載コラム「クルマのうんテク」第5回が掲載されました。
今回のテーマは、トヨタ自動車が2014年度内に市販を開始すると発表した燃料電池車(FCV)です。
私は以前から、FCVの将来性には疑問を持っていました。
その理由は、詳しくは同コラムに書いているので、
そちらをご覧いただきたいのですが、
やはり、水素という燃料に対する根源的な不信感があります。
つまり、自然界に単体では存在しない水素という燃料をどこから持ってくるのかという問題です。
私は、個人的には次世代車の主流は電気自動車だと考えていますが、
その理由を書くとまた長くなるので、また別の機会に。
ただし、FCVの将来に疑問を持ってはいるものの、
FCVの技術をここまで磨きあげたトヨタの技術者の努力には素直に敬意を評したいと思います。
世界の多くのメーカーが単独での開発を縮小したり、諦めたりする中で、
技術的にこれほど完成度の高いFCVを開発できたのは、
私が世界一粘り強いと思っているトヨタの開発風土の賜物でしょう。
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